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国際 - 2010年1月08日
連邦政府、日本提訴のレトリック強める
http://www.25today.com/news/2010/01/post_4125.php
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野党は高みの見物
1月6日の海洋活劇がついに、第二昭南丸とシー・シェパード(SS)の高速ステルス船アディ・ギル号の衝突、アディ・ギル号の水没放棄という結果になり、虚実入り混じる非難の応酬のうちに、アディ・ギル号船籍国NZの海事当局が事故調査に乗り出し、今回の事故は公海で起きているが、同海域の領有を主張するオーストラリアも、ジュリア・ギラード首相代理が海事当局の事故調査を命じた。
第二昭南丸船籍国の日本も調査することになる。
この事故をきっかけに、連邦政府は日本提訴のレトリックを強め、ギラード首相代理は、「反捕鯨の立場を全力で推進する」と発表、駐日豪大使代理も日本政府に、捕鯨当局が日本政府に宛て、オーストラリアの飛行機で反捕鯨団体の船舶を偵察したことに遺憾の意を伝えた。
これに対して、野党保守連合のトニー・アボット・リーダーがスカイ・ニューズに出演し、「反捕鯨政策を強く打ち出すことで豪日関係が損なわれるか?」との質問に、「もちろん」と答えた。
両国の貿易額は、総額では中国に抜かれているが、対中国貿易と違って、対日貿易はオーストラリアの輸出超過となっており、輸出総額が2008年度には520億ドルに達している。
アボット氏は、「今回の衝突でどちらが悪いのかまだ判断できないが、日本を提訴する前によく考えた方がいい」と語った。
また、オーストラリアの監視船を派遣すべきかという問いにも、「関税局は難民船相手で忙しいはずだ」と言葉を濁している。
日本提訴について、ジュリア・ギラード首相代理は、「審議中だ」として、提訴決定が近いことをほのめかしている。
しかし、強硬な言葉と裏腹に、国際司法裁判所への提訴については冷めており、8日夕方のABCテレビに出演したギャレット環境相は、「オーストラリア政府は、日本の捕鯨を提訴するのか」という質問に答をぼかし、「提訴の結果を保証することはできない。難しい問題があるし、時間もかかる。提訴するとすれば、十分な断固とした決意で臨まなければならない」と語った。
「日本の捕鯨を提訴するつもりがあるのか?」と重ねて質問されたギャレット氏は、「私たちは重要な課題について、日本ばかりでなく他の捕鯨国とも真剣に対話と協議を重ねており、いつまでに提訴すると日限を切ることはできない」と答えるにとどまった。(AAP)
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