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国際 - 2011年1月05日
http://www.25today.com/news/2011/01/post_5168.php
「裁判で勝てるとは限らない」
閣僚・官僚、提訴に反対と漏洩公電
連邦政府が、日本政府の同意を受けて、国際司法裁判所(ICJ)に日本の調査捕鯨停止訴訟を起こす前、省官僚や、ケビン・ラッド内閣の主な閣僚が訴訟で負ける可能性を警告していたことがウィキリークスの漏洩公電で明らかになった。
しかし、当時、保守連合、緑の党、捕鯨反対派全員が「訴えれば勝てる」ことを疑わず、政府に圧力をかけており、政府としては批判をそらすために提訴に踏み切らざるを得なかった。
ウィキリークスとフェアファクス系紙の報道によると、豪外務省(DFAT)官僚は、
「日本の科学調査捕鯨のICJ提訴は、完全な敗訴になるか、最善のケースでも、科学調査捕鯨プログラムを改正し、科学的水準を引き上げるよう指示するだけの結果になりかねない」
と危惧し、米外交官に話していたことが公電で米政府に伝えられていた。
さらに、豪官僚は、
「たとえ、ICJで勝訴したとしても、それで捕鯨が完全に停止されることは考えられない。ただし、提訴すれば、今後2,3年は野党や世間の圧力をそらせることができるだろう」
と判断していた。
他の公電では、外務省高級官僚が、
「スティーブン・スミス外相とサイモン・クリーン貿易相も、 ICJ提訴には反対の意思を明らかにしていた」
と米外交官に伝えている。
豪政府がICJ提訴に踏み切った際には、アメリカやNZの政府は提訴に反対しており、NZ政府は「腰抜け」の非難を浴びた。
ボブ・ブラウン緑の党党首は、豪政府が提訴した今も「豪政府は東京に叩頭している」と批判している。(AAP)
(訳注 kowtowing、:中国語起源の英単語。原義は頭を地面に押しつける拝礼。
日本語の『ぬかずく』に相当。
英語では『理不尽な相手に対してこびへ つらう』というニュアンスで使われ、通常アジアに言及してのみ用いられる。
だから、『Washington に対してkowtowingしている』とはめったに言わない)
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